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2009年06月02日

白旗の少女



 遂に長〜いロケも今日で終わり♪

今日は朝4時半に沖縄市から天仁屋に向け出発!(眠い)
沖縄での放送はまだ分かんないですが、とりあえず秋頃
2時間のスペシャルで放送されるそうです。

今回の撮影は「白旗の少女」。

僕の役は日本兵。 

沖縄に生まれて沖縄に育ち、30年。

ドラマの中のシーンとはいえ、日本兵役を演じてみて
ウチナーンチュとしてはとても複雑な気持ち、感情が
こみ上げてきました。

でも、今回のドラマに携われた事で改めて”沖縄”のありのままを
残し、伝えていかないと行けない!そう思いました。

太平洋戦争末期、1945(昭和20)年4月。アメリカ軍の上陸により、日本における唯一の地上戦である沖縄戦が始まった。20万人以上の戦死者を出した戦場で、姉たちとはぐれてしまった7歳の富子。たったひとりで激戦のなかを生き抜いた少女がみた“戦争”とは?

1985年、沖縄の「識者」たちによる『沖縄いくさものがたり りゅう子の白い旗』の発刊で、「卑劣な日本兵」という神話が一人歩きを始めた。

それを見たご本人の比嘉富子さんが、1987年「白旗の少女は私です」と名乗り出て話題を呼んだ。

そして二年後の1989年、今度は比嘉さん自著による『白旗の少女』(講談社 文・比嘉富子 絵・依光隆)が刊行される。

そしてその本の後書きには、当初名乗り出ることも、自著を出版することも躊躇していた比嘉が、あえて自筆による出版に踏み切った動機を次のように書いている。


白旗をもって投降するわたしのうしろから歩いてくる兵隊さんたちが、わたしを盾にしてついてきたかのようにごかいされてているのは、大変残念なことです。
この兵隊さんたちは、わたしの歩いてきた道とは別の道を歩いてきて、偶然、一本道でわたしと合流した人たちです。 そして、私のほうが先に一本道には入ったため、あたかも白旗をもった私を弾よけにして、あとからついてきたかのように見えるのです。
したがって、わたしと、背後から歩いてくる兵隊さんとは、いっさい関係がなかったのです。 このことは、事実として書き加えておかなければなりません。ー比嘉 富子さんー


ドラマではその富子の後ろを僕と○ータローさんが歩きます。







Posted by DJモーリー at 23:23│Comments(4)
この記事へのコメント
撮影お疲れ様でした。なかなか貴重な体験うらやましいです。小さい頃は戦争の話は学校でしょっちゅう取り上げられたけど大人になってから戦争の話題から遠のいてしまったさーねー。もーりーのブログ見てまた再認識させられたって感じです。それにしても私に負けず劣らず色黒になったねー。ってかメイク?
Posted by ちび黒 at 2009年06月09日 17:00
ちび黒さん遅れましてこんばんわ!

色黒というよりも、メイクです。笑 

黒くなりたいんですけどね〜♪ 

再認識…… まじめな話し、こうやってブログを書く事も、見る事も、すべての事もいろんなものの上に成り立っているんだなぁとつくづく感じる、いいきっかけになりました。

平和の上に成り立っている事って結構多いんじゃないでしょうか?

ちび黒さんメッセージどうもありがとう☆

まじめな感じになっちゃいましたが…
Posted by fmkozafmkoza at 2009年06月12日 23:55
撮影やってたのね!お疲れさま☆
その体型は兵隊役にもってこいね^^

戦争の詳しい話はちゃんと聞いたこと無いけど、今ある平和も、過去の犠牲の上に成り立っているということを一人一人がもっと認識していかないといけないわね!

その点、実話を演技できることって、とても良い経験になったことでしょうね~^^

今度はバッチリ映るかしら!?ww
放送が楽しみだわ♪
Posted by Oja at 2009年06月15日 11:11
こんばんわ! ojaさん。

今回は、かなりの確率で……しかもアップで写ってるはず?! 笑 きっと。

八木優希ちゃん… 将来のスターに「ありがとう☆」と言われるシーンも?! 

カットされてなければいいのですが…。

本当に今回の撮影は勉強になったし、刺激になりました。

放送が楽しみです。笑 
Posted by fmkozafmkoza at 2009年06月15日 19:17
 
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